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2022.05.25
「里山教室 ~里山で遊ぼう~」で3年ぶりの田植えを実施しました!
自然豊かな里山風景を再現した「京の里山」エリアでは、水、いきもの、食物、そして人とのつながりや、生物多様性の大切さを伝えています。
日常生活で田んぼを目にする機会が少ない子どもたちに、田植え、稲刈り、脱穀精米などの稲作や、飼育スタッフと一緒に行ういきもの観察などを体験するプログラム「里山教室 ~里山で遊ぼう~」を実施しています。
2022年5月14日(土)に、事前抽選に当選した年間パスポート会員10名が田植えを体験しました。
2013年から続く今回のプログラムも、新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年はスタッフのみの田植えとなり、参加者を募っての実施は3年ぶりとなります。
前日から続く雨で心配された天候も回復し、子どもたちは動きやすい服装に着替えます。
子どもたちは水を張った田んぼに入ると、はじめは泥に足を取られて移動に四苦八苦していましたが、泥の感触や冷たさを感じ、歓声があがりました。
苗を植える目安となる、等間隔に印のついたヒモが張られると、子供たちは地元の農家さんや水族館スタッフから苗の間隔や植える深さなどのコツを聞きながら、目印に沿って一株ずつ丁寧に植えていきます。
慣れない手つきながらも、次第にコツをつかむと植えるスピードが上がり、2時間ほどで4面ある田んぼにズラリときれいな苗が並びます。
子どもたちは普段体験できない田植えに「もっと田植えしたい」「大変だったけど楽しかった」などの声が上がり、満面の笑顔を見せてくれました。
今回植えた苗は、夏にかけグングンと成長し、やがて青々とした稲の姿が「京の里山」に広がります。
ぜひ、稲の日々の成長をご覧ください。
※プログラムは「いきもの観察」「稲刈り」「脱穀・精米」を予定しております。
※開催日時・応募期間は決定し次第、公式ウェブサイトでお知らせします。
京都水族館では、未来の地球にバトンをつなぐ、サステナビリティ推進プロジェクト「AQTION!(アクション)」を行っています。
水族館だからこそ見えてくる地球や社会の課題に対して、未来を担うこどもたちや地域社会と一緒に取り組みます。