コラム

2023.08.08

トレーナーとイルカのコミュニケーション
「イルカのあそびの時間」開催中

京都水族館の「イルカスタジアム」では、「イルカのあそびの時間」を行っています。この時間では、トレーナーとイルカがコミュニケーションを取って、一緒にあそぶ様子をご覧になれます。
今回は、とある日の「イルカのあそびの時間」を少しご紹介します。

■7/19(水)のイルカのあそびの時間
京都水族館では「イルカスタジアム」にて、「イルカのあそびの時間」をご覧になれます。これは、トレーナーとイルカが一緒に頭と体を使ってあそぶ、コミュニケーションの時間です。この日は、イルカ2頭とトレーナー二人であそびの時間を楽しみました。‌

ステージ手前にいるのがトレーナーのツッチー。そして、イルカの男の子のシードです。‌
シードは、京都水族館のイルカの中で一番体が大きいイルカ。目元をよく見ると、二重なのが可愛らしいポイントです。‌

トレーナーとシード(写真手前)


そして、もう一人のトレーナー・シマちゃんと一緒にあそぶのは、イルカの女の子のテンです。テンは、色白な女の子で、おてんばで甘えん坊なところがあります。‌
この日は2頭と二人であそんでいきます。‌

トレーナーとテン


あそびの時間がはじまるとイルカとトレーナーは、思い思いにあそんでいきます。‌
私たちがあそぶ時は、ルールを決めて楽しみますよね。イルカたちも同じように、トレーナーとの間にルールを決めて、頭と体を使ってあそんでいきます。‌

尾びれを振るシード


ステージ上でのスピンや鳴き声を発する様子、胸びれを振りながら泳ぐ姿など、イルカのさまざまな姿にお客さまから歓声が上がりました。‌

途中には、シードとテンで一緒にジャンプに挑戦!ところが、テンはジャンプの気分ではなかったようで、他のところへ泳いで行ってしまいました。‌
イルカたちの機嫌によっては、トレーナーと息が合わないこともあります。そんな時、トレーナーは無理にあそぼうよとイルカを誘うことはしません。どうやってコミュニケーションをとろうか考えているトレーナーの表情にも注目して見てくださいね。‌

トレーナーの真剣な表情にも注目



この日は最後に再び2頭でジャンプに挑戦。キレイな大ジャンプに成功しました。‌



さらに、「イルカのあそびの時間」以外にも、「イルカのごはんの時間」も開催中です。‌
トレーナーがアクリル前でイルカたちにごはんをあげながら、食べているごはんや個体の特徴について解説します。トレーナーの話を聞きながらイルカをより近くで見ることができる「イルカのごはんの時間」もぜひお楽しみください。‌

「イルカのごはんの時間」のようす


私たちはこれからもいきものたちとコミュニケーションを取り、彼らと向き合い続けていきます。‌
是非、イルカスタジアムで行っている「イルカのあそびの時間」を見に、京都水族館へあそびにきてください。‌

※プログラムのスケジュールは、「イベント・体験」ページをご参照ください。‌
※いきものの体調や天候等により予告なく中止・内容を変更させていただく場合があります。‌

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