こんにちは、岡本莉奈の水族館
館長の、岡本莉奈です。
私とヒカルの出会いは
遡ること3年前、京都水族館に
イルカ担当を志望して入社した際、
たまたまアザラシ担当も
兼任することになった時です。
ヒカルの輝きは、
私をどんどん惹きつけていきました。
イタズラ好きな性格、
こちらをチラチラ伺う表情、
ごはんを誰より美味しそうに食べる
その面長さえ愛おしく・・・
観察すればするほど愛は深まり、
今では完全に底が抜けています。
しかしなぜか大人気、とまでは
いかないのがヒカルの現状です。
正直、納得がいっていません。
そう、この展示は、
原石たるヒカルのポテンシャルを
みなさまにお伝えできる、
格好のチャンスだったのです。
そしてそれができるのは、
誰よりヒカルを愛する私。
そう思い、館長に立候補しました。
ぜひご覧の上、
1F水槽にいるヒカルにも
会いに行っていただけたら幸いです。
岡本莉奈の水族館
館長 岡本莉奈
岡本 莉奈
京都水族館展示飼育チーム、海獣担当の飼育スタッフ。2021年4月入社。イルカ担当を志望して入社したところ、運命のいたずらによってアザラシ担当も兼任することとなり、その魅力に目覚めた。今回の個人水族館プロジェクトを通して、京都水族館に暮らす3頭のアザラシのうち、特に「ヒカル」のポテンシャルを存分に届けたいと意気込んでいる。愛をこめて、普段はヒカルのことを「ヒカ」と呼んでいる。
アザラシの押し心地や
鳴き声などを擬似体感できる
おそらく初の展示。
今回用に特別制作した
様々な仕掛けを通じて
アザラシおよび
ヒカルのポテンシャルを
いろいろな角度から届ける。
ひとりのスタッフの興味や関心を最大限に発し、そのスタッフの名前を冠とした小さな水族館を作るプロジェクト。飼育スタッフが順番に館長となって、個人的にどうしてもみなさんに見せたいいきものを展示していきます。展示内容も、方法も、そのスタッフ次第なので、次回以降がどうなるかも、現時点では誰にもわかりません。
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