2023.12.13
京都水族館(所在地:京都市下京区、館長:松本 克彦)は、このたび、ケープペンギンの赤ちゃんが誕生しましたのでお知らせします。
京都水族館で飼育している「ケープペンギン」は、毎年10月から翌年3月ごろにかけて繁殖の時期を迎えます。2023年10月27日(金)に「ちえ(智恵光院通り)※1」の産卵を確認、産卵から35日目の12月1日(金)に嘴打ち※2(はしうち)が確認され、12月3日(日)に無事に孵化しました。現在、赤ちゃんは「ペンギンエリア」の巣箱の中で親ペンギンに守られながらすくすくと元気に育っています。「ペンギンエリア」では、赤ちゃんが親ペンギンのお腹の下で過ごすようすをご覧いただけます※3。また、赤ちゃんの成長のようすはSNSでも配信します。
今後、ペンギンの赤ちゃんは、自力でごはんを食べる練習や遊泳の練習を重ね、来年4月頃に他のペンギンたちが過ごすプールエリアにデビューする予定です。
また、2024年1月15日(月)~2月12日(月)の期間、館内にペンギンの赤ちゃんの名前を投票する特設応募箱を設置します。京都水族館のペンギンは、歩く姿が愛らしいことから、実在する京都の通りの名前を由来として名付けられています。今回、当館スタッフが選考した6個の名前候補から、お客さまに投票していただきます。名前は投票結果を参考に3月上旬に決定し、館内で掲示するとともに、当館公式ウェブサイトやSNSでも発表する予定です。
今しか見られない生後間もないふわふわの綿羽に包まれたペンギンの赤ちゃんのようすや、今後成長していくようすを、ぜひ一緒に見守ってください。
※1 カッコ内はペンギンの名前の由来となった京都の通りの名前。
※2 卵から雛がかえる前に、雛が卵の殻を内側からくちばしでつつく行為のこと。
※3 赤ちゃんは体調やその時の状況によりご覧いただけない場合があります。
■ケープペンギンの赤ちゃんについて