2024.03.05
京都水族館(所在地:京都市下京区、館長:坂野 一義)は、このたび、2023年12月3日(日)に誕生したケープペンギンのひなの名前を「うしわか(牛若通り)※1」に決定しましたのでお知らせします。また、命名を記念し、孵化から現在に至るまでの成長記録を紹介する映像とパネル展示を2024年3月6日(水)より開始します。
2023年12月3日(日)、京都水族館でケープペンギンの赤ちゃんが誕生しました※2。ひなは、生まれてから「ペンギン」エリアの巣箱の中で母親の「ちえ(智恵光院通り)」と父親の「しじょう(四条通り)」に育てられ、そのようすを来館者の皆さまに見守っていただきました。
京都水族館で飼育する全てのケープペンギンは、その愛らしく歩く印象的な姿に親しみをもっていただきたいとの思いから、京都の通りの名称を由来として名付けています。
「うしわか」の由来となった「牛若通り」がある紫竹牛若町(しちくうしわかちょう)は、のちに源義経となる「牛若丸」が誕生した地といわれています。「うしわか」は、これまでに京都水族館で誕生したペンギンの中でも特に成長が早く、過去のひなの体重を大きく上回る成長ぶりを見せています。通り名の由来となった「牛若丸」のように末永く愛され、これからも強くたくましく成長してほしいという思いを込めました。
「うしわか」は、2024年1月15日~2月12日の期間、館内およびWEB上で実施した名前投票の結果、総投票数3,948票のうち868票を獲得しました。得票数上位の中から、ひなの成長過程で表れてきた特徴を踏まえ、決定しました。また、命名を記念して、孵化から現在に至るまでの成長記録を紹介するパネルと映像を展示します。
すくすく成長する「うしわか」に会いに、ぜひ京都水族館へお越しください。
※1 カッコ内はペンギンの名前の由来となった京都の通りの名前。
※2 2023年12月13日付ニュースリリース:ケープペンギンの赤ちゃんが 12月3日に誕生!
■ケープペンギンのひな「うしわか」について
名 前:うしわか(牛若通り)
両 親:母親「ちえ(智恵光院通り)」
父親「しじょう(四条通り)」
産 卵 日:2023年10月27日(金)
孵 化 日:2023年12月3日(日)
現在の体重:3,530グラム(孵化後77日時点)
名前の由来:京都水族館生まれのペンギンの中でも特に成長が早く、どっしりとしたようすから、これからも強くたくましく育ち、そして通り名の由来となった「牛若丸」のように末永く愛される存在になってほしいという思いを込めました。
2023年12月3日(日)の孵化から現在に至るまでの成長のようすを映像とパネルで展示します。飼育スタッフも驚くほどのスピードですくすくと成長する「うしわか」の成長記録をぜひご覧ください。
展示期間:2024年3月6日(水)~
※終了時期未定
展示場所:1階「ペンギン」エリアの洞窟
①「うしわか」の成長を映像で紹介する「成長アルバム」を公開
孵化してから現在に至るまで、水族館スタッフが撮影した動画や写真を編集し、制作した映像「成長アルバム」をモニターで再生します。生まれて間もない頃のふわふわの綿羽に包まれた姿から巣立ち後のごはんを食べる練習のようすなど、現在までの成長過程をぜひ動画でお楽しみください。