2024.12.02
京都水族館(所在地:京都市下京区、館長:坂野 一義)は、2024年12月4日(水)よりペンギンの個性や関係性をまとめた「京都ペンギン相関図2025」を特設サイトで公開し、また館内で展示しますのでお知らせします。
「ペンギン相関図」※1は、人間と同様に個性や社会性を持つペンギンの生態や、年々変わるペンギン同士や飼育スタッフたちとの多様な関係性を知ってほしいとの思いから、2018年に制作を開始し、毎年情報を更新しています。今年で7回目のアップデートです。
京都水族館で暮らす51羽のケープペンギンの行動を飼育スタッフが日々観察し、それぞれの個性や恋愛関係の変化などの最新情報を大型パネルで展示します。親子や兄弟のつながりといった家系図にとどまらず、見た目や性格、プールの好き嫌いなど各個体の紹介のほか、交友関係やカップルの変遷、飼育スタッフも加わったペンギンたちの関係を分かりやすく表現した京都水族館ならではの相関図です。
今年は、1歳からずっと一緒の仲良し夫婦「しじょう(四条通り)※2」と「あね(姉小路通り)」がまさかの破局を迎え、「しじょう」には新たに「ちえ(智恵光院通り)」との間に息子「うしわか(牛若通り)」が誕生しました。その他のカップルや夫婦を含めた注目の四つの三角関係を「恋の迷宮(トライアングル)」として相関図の中で紹介します。
また、羽についたカラーバンドの色で個体識別ができるウェブコンテンツ「ぺんたごん」※3は、個々のペンギン紹介を最新情報にアップデートしました。相関図と照らし合わせて利用することで、より一層楽しくペンギンたちを観察できます。
相関図の公開を記念し、寒い冬にぴったりな、ぴりっとしたスパイシーな味わいであたたまるドリンク「ぷかぷか☆ペンギン親子のチャイティー」も登場します。
ペンギンの個性や社会性が分かるエピソードがつまった相関図をお楽しみいただき、気になるペンギンを見つけに京都水族館へぜひお越しください。
※1 「ペンギン相関図」はオリックス不動産株式会社の登録商標です。
※2 カッコ内はペンギンの名前の由来となった京都の通りの名前。
※3 京都ペンギン個体識別コンピューターシステム「ぺんたごん」
1.「京都ペンギン相関図2025」サイト公開、館内展示および企画概要
飼育スタッフによる日々の観察をもとに、ペンギンの親子、兄弟、夫婦関係のほか、性格の違い、プールの好き嫌い、恋愛関係の変化などをまとめた「京都ペンギン相関図2025」の特設サイトの公開と館内展示を開始します。「源氏物語より複雑」、「ペンギンの世界も深い」、「ずっと見ていられる」など、その多様な関係性に毎年SNSにも多くの感想が寄せられています。
展示開始:2024年12月4日(水)午前10時
展示場所:1階「ペンギン」エリアの洞窟
特設サイト:
【日本語版】
https://www.kyoto-aquarium.com/sokanzu/
【英語版】
https://www.kyoto-aquarium.com/sokanzu/en/2025/
※ 特設サイトは館内の展示と同日12月4日(水)午前10時公開予定。
※ 館内の展示は日本語版相関図のみとなります。英語版は特設サイトへの2次元コードのみ掲示します。
■「京都ペンギン相関図2025」の見どころ
①三角関係が大量発生!
「しじょう」と「あね」の幼なじみ夫婦がまさかの破局。「あね」との争いに勝利し、「しじょう」と新たに夫婦になったのは、ぽっちゃり美女の「ちえ」でした。2羽の間には息子「うしわか」も誕生し、「しじょう」のイクメンぶりが注目を集めました。他のカップルや夫婦も含めた、四つの三角関係「恋の迷宮(トライアングル)」にご注目ください。