2025.01.28
京都水族館(所在地:京都市下京区、支配人:坂野 一義)は、2025年2月1日(土)~3月21日(金)の期間、屋外にあるオットセイの展示をあたたかな設備や装備で、じっくりと観察できる期間限定イベント「ほっとセイ」を開催しますのでお知らせします。
「ほっとセイ」は、寒い季節でもじっくりといきものを観察し、当館にいるミナミアメリカオットセイの個性や魅力を深く知ってほしいとの思いから企画したイベントです。屋外にある「オットセイ」エリアに、こたつ型の観覧席やオットセイと飼育スタッフの心あたたまるエピソードをお伝えする展示パネルを設置するなど、心も体もほっとするイベントを開催いたします。
現在、京都水族館には6頭のミナミアメリカオットセイ※が暮らしています。「アシカ」や「アザラシ」と間違えられることが多く、体毛が濃い茶色や灰色がかった黒色で模様がないため、お客さまにとっては個体ごとの識別が難しいことも特徴の一つです。しかし実際は、不機嫌になるとプスプスと鼻を鳴らす「ラズ」や、臆病でカニ歩きのような横ステップをすることがある「メアリー」など、オットセイにはとても豊かな個性があります。本イベントでは、そんなオットセイをじっくりと観察できるように、1階にはオットセイが泳いだり、休んでいる姿を下や横から観察できる、こたつ型観覧席を備えた特別室を、2階には水槽上からゆっくり眺めることができるこたつベンチを設置します。
併せて、飼育スタッフが選んだ、心が“ほっとする”オットセイのエピソードを紹介したパネルや、見た目や振る舞いの特徴を紹介する解説ブックを観覧席に配置します。さらに、エリア入り口にはオットセイを模したフード付きガウンをご用意します。あたたかいガウンを着てオットセイの気分になって観察をお楽しみいただけます。イベントの実施を記念し、食べ応えがあり見た目もキュートなオットセイのドーナツや「ぷかぷかオットセイの抹茶ラテ」も登場します。
今だけの特別な観覧席で、ぜひオットセイの魅力や個体ごとの推しポイントを見つけてください。
※ 当館展示のオットセイはアシカ科ミナミアメリカオットセイ属の種「ミナミアメリカオットセイ」です。
1.「ほっとセイ」館内展示およびイベント概要
寒い季節でもじっくりといきものを観察していただき、当館にいるミナミアメリカオットセイの個性や魅力を深く知ってほしいとの思いから企画したイベントです。「アシカ」や「アザラシ」と間違えられることが多く、個体の識別が難しいオットセイにもっと親しみをもっていただけるよう、飼育スタッフによる個体特徴の解説ブックを設置し、日々のコミュニケーションから感じた“ほっとする”エピソードをパネルにして展示します。不機嫌になるとプスプスと鼻を鳴らす「ラズ」、臆病でカニ歩きのような横ステップをすることのある「メアリー」、ヒエラルキーのトップで強ギャルに見える「ヴィッキー」など、個性豊かなオットセイの違いをこの機会にゆっくりと観察し、お楽しみください。
展示期間:2025年2月1日(土)~3月21(金)
展示場所:1階「オットセイ」エリア
料金:無料 ※ 水族館入場料別。
特設サイト:https://www.kyoto-aquarium.com/hotsei/
※ 特設サイトは館内の展示と同日2月1日(土)午前10時公開予定。
■「ほっとセイ」の見どころ
①こたつ型観覧席を備えた1階の特別室と2階こたつ型ベンチ
オットセイ水槽にあるお子さまの背丈に合わせたコの字型のくぼみにこたつ型観覧席を設置し、オットセイが泳いだり、休んでいる姿を下や横から観察できる特別室が登場します。また、2階の観覧エリアにはこたつ型のベンチを設置します。足元は温まりながら、水槽の上部よりオットセイの姿をじっくり観察いただけます。
※ 予約制ではありません。営業時間中、ご利用いただけます。