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コラム

里山教室2025~秋冬編~その① 稲刈りを経て冬のしめ縄作り

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5月に実施した田植えから約4カ月後の9月に、稲刈りと脱穀・精米を行いました。そして12月には、新年の門出を祝うしめ縄作りを開催。今回は、2025年に行った「里山教室」の収穫と脱穀・精米のようすをご紹介します。


■第2回 「里山で遊ぼう!~稲刈り編~」
まだまだ暑さが続く9月13日(土)、子どもたちと一緒に稲刈りを行いました。はじめに、田植えを行った5月からの稲の成長具合について、飼育スタッフが解説しました。「稲の花はどこにあるかな?」など、クイズも交えながら、稲刈り前にしっかりと学びを深めます。

解説が終わるといよいよ稲刈りスタート。
里山教室では、昔ながらの手作業で丁寧に稲を刈っていきます。はじめて鎌にさわる子どもたちもいる中、飼育スタッフに刈り方を教わって作業していきます。鎌の使い方に慣れてくるとどんどんペースアップし、「ザクザク刈るのが楽しい!」「稲刈り爽快!」と楽しむ声も聞かれました。

刈り終えた稲は、乾燥させるために“はざ掛け”を行います。数束ずつ麻ひもで結んでいきますが、力のいる作業のため、子どもたちは飼育スタッフや保護者と協力しながら稲を束ねていきました。束ねた稲は、田んぼに立てた土台に稲穂が下を向くようにかけて干していきます。こうすることで、米粒に栄養が行き渡るといわれています。
途中で小雨が降る場面もありましたが、無事にすべての稲を収穫し、はざ掛けすることができました。

■第3回 「里山で遊ぼう!~脱穀・精米編~」
収穫から約2週間後の9月27日(土)、脱穀と精米を行いました。はざ掛けをして乾燥させていた稲は、すっかり全体が茶色に変わりました。今回は、年間パスポート会員のお子さま14人と一緒に脱穀・精米に挑戦しました。

まずは、昔ながらの道具「千歯こき」を使って稲からお米を取り外していきます。力が必要な作業なので、飼育スタッフと一緒に力をあわせて作業を進めていきます。

千歯こき以外にも、足踏み脱穀機も使いながら、稲からお米を外します。それでも外れなかったお米は、一粒ずつ手作業で取り除きました。

次は「とうみ」を使います。ハンドルを回して風をおこし、細かなゴミや稲わらを取り除きます。

さらに「もみすり機」でもみ殻を取り除くと、玄米の姿になります。最後に精米機にかけ、ようやく白米の完成です。私たちがいつも食べている白米ができあがるまでに、これほど多くの工程があることを、実体験を通して学びました。

脱穀・精米に参加してくれた子どもたちのほとんどは、田植えや稲刈りから継続して参加しており、お米ができあがる最後の工程を楽しむ姿がみられました。

2025年は全国的な米不足がありましたが、当館の収穫量も例年に比べ減少となりました。しかし、子どもたちと一緒に田植えから脱穀・精米まで実施し、身近ないきものの観察もでき貴重な時間となりました。
精米を終えたお米は「京のさとや米2026」として、ここまでご参加いただいた皆さまにお配りしました。

今回はここまで。
2025年12月に開催したしめ縄作りのようすは第2弾をご覧ください。

京都水族館では、未来の地球にバトンをつなぐ、サステナビリティ推進プロジェクト「AQTION!(アクション)」を行っています。‌水族館だからこそ見えてくる地球や社会の課題に対して、未来を担うこどもたちや地域社会と一緒に取り組みます。

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